水道橋博士「テレ東でポケモンの喧嘩なんかしない」やくみつるとの論争は演出
Q1.『ポケモンGO』でなぜやくさんと喧嘩になったのですか?
お笑い芸人だけでなく、TV番組での司会・コメンテーターとしても活躍する水道橋博士さん。歯に衣着せぬ物言いが人気の博士、時にはそれがネット上で思わぬ“炎上”を生んでしまうことも。はたして物議をかもした発言の真意とは?
■「やくさん、オレのことは心の底から侮蔑してくださいね」
あれは喧嘩じゃないです。ネットでずいぶん拡散されましたけど……。やく(みつる)さんと、一応「言い合い」になったのは『モーニングチャージ!』ってテレビ東京の朝の番組です。やくさんは“共演者”だし、全部、打ち合わせ済みのやりとりですから。
やくさんが、その前に出演した番組(『情報ライブミヤネ屋』日本テレビ)で「ポケモンをやっている親子を心の底から侮蔑します」っていう発言をしていたんですね。それも、「最近、コメンテーターとして丸くなった」ってタクシーの運転手さんに言われたから、あえて炎上しそうな言葉を選んで“侮蔑”って言葉を使ったら、それが案の定、すぐに炎上した。
それが前日までにあったので、オレが本番の朝、やくさんに会ったら、すぐに「あの“侮蔑”って言葉はわざと刺激的な言葉を選んで使ってますね。」「そうなんだよ、ワザと炎上するような言葉を……」「スイマセン、実際、オレは親子でポケモンをやっているので、オレのことは心の底から侮蔑してくださいね。で、そしたら言い返しますから」とか事前にオレの方が言い含めていたの。
やくさんは、かつて亀田三兄弟の問題が起きた時、生放送で亀田父に対し、「オマエの息子を紐で結んでおけ!」とか、素行不良の朝青龍に噛み付いたり。そういうワイドショーで同調圧力に負けない難しいポジショントークをする人だから、今回も「本番では、オレを亀田父だと思ってください。ボクも本当に不愉快な怒った感じでやりますからね」ってシリアスに見えるようにやったんです。
当然、番組スタッフはそれを知っているから喧嘩腰になっても、焦るどころか大ウケですよ。「(ポケモンGOは教育に悪いって)そういうのを決めつけてね、こういうコメンテーターとしてのポジショントークをする人を、僕は心の底から侮蔑します!」って台詞も決めてね(笑)。
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