水道橋博士「足下だけはピカピカに」たけしイズムのファッション貫く
Q14.いつもおしゃれな博士ですが、ファッションでのこだわりはありますか?
■靴とTシャツと帽子はコレクターです!
これオレをバカにしています(笑)? 「おしゃれ」なんて言われるだけで「やめてくれ!」って言いたくなりますね。そんなんじゃないから。でも靴とTシャツと帽子はコレクターですね。靴は、これは完全に師匠(ビートたけし)の教え。たけしイズムだから。
師匠が、「芸人は“足下”を見られる。下駄を見られるから足下だけはピカピカにしておけ!」って昔から言ってるんですよ。これは師匠の師匠である深見千三郎さんから教わっていて、それを聞いてから、オレは若手の頃からずっと意識してますね。靴はとにかくめちゃくちゃ買いますね。これは強迫観念というか“こだわり”ですね。
好きなのはRFWというところの靴ですね。ここは鹿子木さんって友達がやっているブランドなんですけど、オリジナルの靴ばかりで個性的で大好きです。TシャツもJETLINKっていう映画『時計じかけのオレンジ』に特化したショップが千葉にあるんだけど、ここも偏愛していますね。
あ、Tシャツは今、『水道橋博士のメルマ旬報』の中でも、原田専門家っていう人とオリジナルデザイン連載をやっていて、今、自作を作っていますね。一緒に練習中です。何時かTシャツショップを出したいです。あとはキャップも百個以上持ってますよ。
帽子をかぶる理由は、ずっと帽子かぶっているから、帽子をかぶっていないのがパンツを履いていないのと同じ感じなんです。だから、外に出る時には常に帽子をかぶってます。元々は、薄毛の問題で。
それで一度『博士の異常な健康』(アスペクト)に書いてある通り、頭髪が生えてきたんですけど、その後また薄くなって、今はまた生えてきて、帽子をかぶる必要もないんですけど、どうもかぶっていないと落ちつかなくて、かぶり続けてますね。オレにとって帽子は前貼りとかコンドーム的な意味なんですかね(笑)。