乃木坂46 衛藤美彩・伊藤純奈・久保史緒里の「三姉妹」が美しすぎる! 【舞台『三人姉妹』レポート(前編)】
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まずは舞台初演に先立ち行われたゲネプロの様子から、舞台の見どころをレポート!
乃木坂46の1、2、3期生が
チェーホフの名作に挑む。
本作は、ロシアの文豪・チェーホフ原作の四大戯曲の一つで、故郷・モスクワを遠く離れ、将軍であった父の赴任地で暮らす美しき三姉妹の物語。舞台は三人姉妹の自宅の居間から始まる。父が亡くなったあと、慎ましやかな生活を続けていた彼女たち。そんなプローロゾフ家の姉妹たちのもとに、父の部下であったヴェルーシニン中佐がモスクワより赴任。そのことにより、三姉妹の運命が少しづつ変化していく。
乃木坂46の“舞台役者”3人が揃い踏み!
舞台初演に先立ち行われたゲネプロでは、舞台の世界観に溶け込み、まるで本物の三姉妹のような仲むつまじさを見せた3人。昨年、舞台『あさひなぐ』に出演した衛藤は先輩として圧倒的な貫禄があり、一家の長らしく物語を引っ張る。妹たちに対して時には厳しく、時には優しく声をかける様子が印象的。
一方、『牙狼<GARO>』や『犬夜叉』など、乃木坂メンバー中心ではない外のカンパニーでも活躍する伊藤は、その経験を活かした演技の幅の広さ複雑な心境に揺れる次女を演じきった。そして乃木坂46のメンバーで行った舞台『3人のプリンシパル』『見殺し姫』では主役級の活躍を見せた久保。普段の謙虚で照れ屋な一面とはまた違った、妹らしさ全快の純粋無垢な姿が、役の魅力をより一層引き出していた。それぞれの魅力を見せた3人。まさに乃木坂の舞台役者“三姉妹”の揃い踏みといえるだろう。
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舞台『三人姉妹』
2018年1月17日 (水)〜2月4日 (日)
生まれ育ったモスクワを遠く離れ、将軍であつた父の赴任地で暮らす美しき三人姉妹がいた。父亡き後もその地に残り、慎ましやかに生きてきたプローゾロフ家の姉妹たち。 だが寒村での生活は代わり映えなく退屈で、 幼い頃に過ごした故郷モスクワでの豊かな日々を思い出さずにはいられなかった。 ある日、モスクワから父の部下であったヴェリレシーニン中佐が赴任してくる。 愛する故郷からやってきた中佐の存在は、姉妹たち、 そしてプローゾロフ家に集う人々の関係に、変化をもたらしてゆく…。
◆原作:アントン・チェーホフ
◆演出:赤澤ムック
◆訳 :浦 雅春 (「ワーニャ伯父さん/三人姉妹」光文社古典新訳文庫)
◆出演 :衛藤美彩 (乃木坂46)、伊藤純奈 (乃木坂46)、久保史緒里 (乃木坂46)、五十鈴ココ、岡田あがさ、美翔かずき、汐月しゅう、春川芽生、立道梨緒奈/柿丸美智恵/東風万智子
主催:ネルケプランニング Y&N Brothers
チケット:7800円 (全席指定/税込)
公式サイト:https://www.nelke.co.jp/stage/ThreeSisters/
公演に関するお問合せ :東京音協 TEL 03-5774-3030(平 日 11:00~ 17:00)